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使ったソフトとモデルは、すべて無料で入手できます。試した環境の一覧は検証の記録にあります。
「Could not detect model type」や「clip input is invalid: None」が出たら、モデルを入れるフォルダーが違う可能性が高いです。 ダウンロードしたファイルを全部 models\checkpoints に入れた状態を作って、ComfyUI 0.43.0 で確かめました。
ファイルの種類ごとに入れるフォルダーと、読み込むノードが決まっています。checkpoints に入れてよいのは、モデル・テキストエンコーダー・VAE が1つにまとまった「チェックポイント」だけです。
先に結論(今回のテスト条件で)
| checkpoints に入れたファイル | Load Checkpoint で読むと | 本当の置き場所 |
|---|---|---|
| SDXL のチェックポイント(sd_xl_base_1.0) | 読めて、生成もできた | models\checkpoints |
| 拡散モデルだけのファイル(Z-Image Turbo、Anima) | 読めたように見えるが、次の CLIPTextEncode で「clip input is invalid: None」 | models\diffusion_models |
| LoRA | 「Could not detect model type」+ LoRA だというヒント | models\loras |
| テキストエンコーダー(qwen_3_06b_base) | 「Could not detect model type」 | models\text_encoders |
| VAE(qwen_image_vae) | 「Could not detect model type」 | models\vae |
このとき、Load Diffusion Model・Load CLIP・Load LoRA のメニューは空で、Load VAE には pixel_space しか出ませんでした。
エラーはどこで出る?
拡散モデルだけのファイルは、読み込みでは止まらない
いちばん気づきにくいのがこれです。Z-Image Turbo や Anima の本体を Load Checkpoint で選ぶと、そのノードはエラーにならずに通りました。中にテキストエンコーダーと VAE が入っていないので、その出口が空のままです。
止まるのは次のノードでした。プロンプトを読む CLIPTextEncode で、次のエラーが出ます。
ERROR: clip input is invalid: None
If the clip is from a checkpoint loader node your checkpoint does not contain a valid clip or text encoder model.

画面では「無効なCLIP入力」と出ます。チェックポイントのノードは赤くならないので、原因がそちらにあると気づきにくいところです。Z-Image Turbo の正しいつなぎ方は、Z-Image Turbo の記事でワークフローを配っています。
LoRA・テキストエンコーダー・VAE は、読み込みで止まる
こちらは Load Checkpoint の時点でエラーになります。LoRA のときだけ、LoRA フォルダーに入れるようにというヒントが付きました。
ERROR: Could not detect model type of: ...\models\checkpoints\anima-turbo-lora-v0.2.safetensors
HINT: This seems to be a Lora file and Lora files should be put in the lora folder and loaded with a lora loader node..

テキストエンコーダーと VAE では、ヒントのない「Could not detect model type」だけでした。
どう直す?
ファイルを正しいフォルダーに移して、ComfyUI の画面で R キーを押すか、ComfyUI を起動し直します。読み込むノードも、種類に合わせて替えます。
| ファイルの種類 | フォルダー | 読み込むノード |
|---|---|---|
| チェックポイント(1つにまとまったもの) | models\checkpoints | Load Checkpoint(チェックポイントを読み込む) |
| 拡散モデル(本体だけ) | models\diffusion_models | Load Diffusion Model(拡散モデルを読み込む) |
| テキストエンコーダー | models\text_encoders | Load CLIP(CLIPを読み込む) |
| VAE | models\vae | Load VAE(VAEを読み込む) |
| LoRA | models\loras | LoraLoaderModelOnly など |
ノードの役割はComfyUI の基本ノード10選で、LoRA の使い方はComfyUI で LoRA を使う方法で説明しています。
拡散モデルを正しいフォルダーに入れても「UNSUPPORTED DIFFUSION MODEL」と出るときは、別の原因です。こちらの記事で切り分けています。
RTX 5090 以外の人へ
この問題はファイルの置き場所の問題で、GPU や VRAM の量とは関係しません。
よくある質問(FAQ)
Q. ComfyUI の「Could not detect model type」の原因は?
多くは、チェックポイントではないファイルを checkpoints フォルダーに入れて Load Checkpoint で読んだことです。今回は LoRA、テキストエンコーダー、VAE で出ました。
Q. 「clip input is invalid: None」と出るのはなぜ?
Load Checkpoint で、テキストエンコーダーの入っていないファイル(拡散モデルだけのファイル)を読んだときに出ます。ファイルを diffusion_models に移し、Load Diffusion Model と Load CLIP で読み込みます。
Q. Load Diffusion Model のメニューが空なのはなぜ?
models\diffusion_models にファイルがないためです。checkpoints に入れたファイルは、このメニューには出ません。
Q. ファイルを移したのにメニューに出ない
ComfyUI の画面で R キーを押すか、ComfyUI を起動し直してください。
まとめ
ComfyUI は、フォルダーでファイルの種類を見分けています。全部を checkpoints に入れると、エラーの出る場所がばらばらになって、原因が分かりにくくなります。
配布ページのフォルダー名どおりに置く。 これがいちばん確実でした。
検証メモ
- 方法:
--base-directoryで検証用のフォルダーを指定し、そのmodels\checkpointsにだけ6つのファイル(SDXL のチェックポイント、Anima と Z-Image Turbo の本体、LoRA、テキストエンコーダー、VAE)を置きました。ほかのフォルダーは空です。 - 確かめたこと:各ローダーのメニューの中身、Load Checkpoint だけで読んだときの結果、文生成のワークフローにつないだときに止まる場所。
- 未確認のこと:ほかの種類のファイル(ControlNet、アップスケーラーなど)、ComfyUI Desktop、0.43.0 以外の版でのエラー文。

