ComfyUIのNodes 2.0とは?カスタムノードの表示が変わる点と元に戻す方法

ComfyUI

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使ったソフトとノードは、すべて無料で入手できます。試した環境の一覧は検証の記録にあります。

ComfyUI の「Nodes 2.0」は、ロゴのメニューにあるスイッチ1つで、いつでも元の表示に戻せます。 rgthree-comfy と KJNodes を混ぜたワークフローで切り替えてみると、生成はどちらでも成功し、元に戻してもワークフローは壊れていませんでした。

ただし、カスタムノードの見た目と操作が一部変わります。今回は rgthree の2つのノードで、表示が従来と違っていました。「ノードが壊れた」と感じたら、まずこのスイッチを疑ってください。

先に結論(今回のテスト条件で)

確かめたこと結果
生成従来の表示でも Nodes 2.0 でも成功
元の表示に戻したあとのワークフロー壊れていない(つなぎ方は17本のまま)
Power Lora Loader(rgthree)Nodes 2.0 では「Toggle All」と「Strength」の見出しの行が出ない。LoRA の追加はできた
Image Comparer(rgthree)Nodes 2.0 では2枚の小さな画像が並び、重ねて比べる表示にならない
Seed(rgthree)、Display Any、KJNodes の Set/Resize Image v2どちらでも表示・入力できた

ComfyUI 0.43.0(フロントエンド 1.57.4)、rgthree-comfy 1.0.2610050029、KJNodes 1.5.2 で試した結果です。

迷ったら

カスタムノードを多く使う人は、今は従来の表示のままにしておくのがおすすめです。Nodes 2.0 は ComfyUI の設定でも「実験的」の印が付いています。

Nodes 2.0 とは?

Nodes 2.0 は、ComfyUI のノードの描き方を新しくした表示です。これまでのノードは「キャンバス」に絵として描かれていましたが、Nodes 2.0 ではブラウザの部品(HTML)として描かれます。数値の入力欄に「-」「+」のボタンが付くなど、見た目と操作が少し変わります。

公式ドキュメントは、カスタムノードによっては対応のための更新が必要なことがある、としています。

従来の表示。rgthree と KJNodes のノードを混ぜたワークフロー
従来の表示。rgthree と KJNodes のノードを混ぜたワークフロー
同じワークフローを Nodes 2.0 で表示した画面。入力欄に-と+のボタンが付いている
同じワークフローを Nodes 2.0 で表示した画面。入力欄に-と+のボタンが付いている

元に戻すには?

画面左上の ComfyUI のロゴをクリックし、メニューの「Nodes 2.0」のスイッチを切ります。設定画面では「Modern Node Design (Nodes 2.0)」という名前の項目です。

ロゴのメニュー。テーマの下に Nodes 2.0 のスイッチがある
ロゴのメニュー。テーマの下に Nodes 2.0 のスイッチがある

今回は、Nodes 2.0 で LoRA を1つ追加して生成し、従来の表示に戻しました。戻したあとも、追加した LoRA、つなぎ方、各ノードの値は残っていて、そのまま生成できました。

どのカスタムノードの表示が変わる?

Power Lora Loader(rgthree)

Nodes 2.0 では、LoRA の一覧の上にある「Toggle All」と「Strength」の行が表示されませんでした。「Add Lora」から LoRA を選ぶ操作はできて、追加した行も表示されます。

Power Lora Loader の比較。左の従来の表示には Toggle All と Strength の行があり、右の Nodes 2.0 にはない
Power Lora Loader の比較。左の従来の表示には Toggle All と Strength の行があり、右の Nodes 2.0 にはない

LoRA の行が増えるとノードが下に伸び、下のノードに重なりました。従来の表示では重なっていません。

Image Comparer(rgthree)

2枚の画像を重ねて、マウスで境目を動かして比べるノードです。Nodes 2.0 では、2枚が小さく並んで表示されるだけでした。

Image Comparer の比較。左の従来の表示は1枚に重ねた表示、右の Nodes 2.0 は2枚の小さな画像が並ぶ
Image Comparer の比較。左の従来の表示は1枚に重ねた表示、右の Nodes 2.0 は2枚の小さな画像が並ぶ

rgthree-comfy のほかのノードは、rgthree-comfy の使い方で全部試しています(従来の表示)。

今回は問題がなかったノード

Seed(rgthree)のボタン、Display Any(rgthree)の表示、KJNodes の Set(Set_VAE)と Resize Image v2 は、どちらの表示でも入力・実行できました。KJNodes のほかのノードはKJNodes の総合索引から探せます。

RTX 5090 以外の人へ

Nodes 2.0 は画面の表示の設定で、GPU や VRAM とは関係しません。公式ドキュメントでは、表示の速さはまだ改善中とされています。

よくある質問(FAQ)

Q. ComfyUI の Nodes 2.0 を元に戻すには?

画面左上のロゴのメニューにある「Nodes 2.0」のスイッチを切ります。設定画面の「Modern Node Design (Nodes 2.0)」でも切り替えられます。

Q. Nodes 2.0 にするとワークフローは壊れる?

今回の検証では、Nodes 2.0 で編集・生成して従来の表示に戻しても、ワークフローは壊れていませんでした。

Q. Nodes 2.0 でカスタムノードの表示がおかしいのはなぜ?

カスタムノードの中には、従来の表示(キャンバス)向けに独自の部品を描いているものがあるためです。今回は rgthree の Power Lora Loader と Image Comparer の表示が変わりました。

Q. Nodes 2.0 は使ったほうがいい?

カスタムノードを多く使うなら、今は従来の表示のままがおすすめです。設定では実験的な機能として扱われています。

まとめ

Nodes 2.0 は、ノードの見た目を新しくする表示です。生成やワークフローには影響しませんでしたが、カスタムノードの独自の表示は一部が変わりました。

おかしいと思ったら、ロゴのメニューでスイッチを切る。 それで元に戻ります。

この記事の検証環境

RTX 5090(32GB)/ Ryzen 9 9950X3D / 128GB / Windows 11 / ComfyUI 0.43.0(フロントエンド 1.57.4)/ rgthree-comfy 1.0.2610050029・ComfyUI-KJNodes 1.5.2 / 2026年11月7日
これまでの検証の一覧はこちら

検証メモ

  • ワークフロー:SDXL の文生成に、rgthree の Seed・Power Lora Loader・Display Any・Image Comparer・Fast Groups Bypasser と、KJNodes の Set・Resize Image v2 を加えたものです。
  • 手順:従来の表示で生成 → Nodes 2.0 に切り替えて生成 → LoRA を1つ追加 → 従来の表示に戻して生成。戻す前と後のワークフローを書き出して比べ、変わったのは追加した LoRA、シード、比較画像だけでした。
  • 操作:ブラウザを自動で動かして確かめました。ドラッグやスライダーなど、手で触る細かい操作の違いは見ていません。
  • 未確認のこと:ほかのカスタムノード(Impact Pack、OpenPose 系など)、フロントエンド 1.57.4 以外の版、Desktop 版。

参考リンク

この記事を書いた人
こまたろ

画像生成 AI に興味を持ったのがきっかけで、3年ほど前から ComfyUI を触っています。始めたころは今ほど情報がそろっておらず、何時間もかけて整えた環境が翌日のアップデートで動かなくなったこともありました。

KOBO Lab は、自分の学び直しと、これから ComfyUI を始める人が同じところでつまずかないようにと思って始めたサイトです。初心者も中級者も、迷ったときに開くサイトを目指しています。

検証は、RTX 5090 を積んだ自作 PC 1台で、実際に動かして確かめています。作業を楽にするための自作ツールも作っています。

記事は、運営者自身の経験と検証をもとに、Claudeで下書きを作り、GrokボットとMuseでも添削や確認をして仕上げています。

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