ComfyUI-Easy-Use は、標準のノードより少ない3つのノードで画像生成を組めるようにするカスタムノード集です。
入れると 210 個のノードが増えるので、3回に分けて全部を1つずつ試しました。ComfyUI の公式の登録所では約376万回ダウンロードされていて、カスタムノードの入れ方で紹介した3つの1つでもあります。
シリーズ1回目のこの記事では、中心になる「ローダー」「プロンプト」「生成の設定とサンプラー」「pipe」など 70 個を扱います。動いたのは 45 個、エラーが 6 個、実行していないものが 19 個。
実行していないものは置いた画面だけを載せました。多くは手元にモデルや別のカスタムノードがないもので、LayerDiffuse は専用のモデルを自動でダウンロードする作りのため止めています。試した条件と数え方は、末尾の「検証メモ」にまとめました。
ComfyUI-Easy-Use は3回に分けて紹介している
| 回 | 分類 | 記事 |
|---|---|---|
| ① | ローダー・プロンプト・サンプラー | この記事 |
| ② | 画像・マスク・インペイント・アダプター | ComfyUI-Easy-Useの使い方② |
| ③ | ロジック・XY プロット・便利ノード・非推奨 | ComfyUI-Easy-Useの使い方③ |
ライセンスは GPL-3.0、作者は yolain さんです(GitHub)。入れ方は カスタムノードの入れ方を見てください。ノード名は、ノードを探す画面で検索できる名前(easy で始まるもの)で書き、表示名がある場合はかっこで添えています。
基本は EasyLoader・PreSampling・EasyKSampler の3つ

標準のノードで画像を作るときは、チェックポイントを読む・プロンプトを2つ書く・空の潜在画像・K サンプラー・VAE デコード・保存と、7つ前後のノードをつなぎます(基本ノード10選)。Easy-Use では、それを3つにまとめられます。
- EasyLoader:モデル・VAE・LoRA・画像の大きさ・プロンプトをまとめて読み、「pipe」という1本の線に入れる
- PreSampling:ステップ数・CFG・サンプラー・シードを pipe に書き足す
- EasyKSampler:pipe の中身で画像を作り、表示や保存までする
pipe は、モデルやプロンプトなどをひとまとめにした線です。途中で中身の一部だけを差し替えたり(pipeEdit・pipeIn)、取り出したり(pipeOut)できます。
- ワークフロー(基本の組み方)をダウンロードComfyUI の画面にドラッグ&ドロップで読み込めます
XY Plot で設定を並べて比べる

XY Plot を PreSampling と EasyKSampler の間に入れて、軸と値(例:「preSampling: cfg」に「3; 5.5; 8」)を書くと、1回の実行で比較の画像ができます。標準のノードでは、設定ごとにノードを並べる必要があります。
- ワークフロー(XY Plot)をダウンロードComfyUI の画面にドラッグ&ドロップで読み込めます
全70ノードの結果:動いた45・エラー6・実行していない19
分類は筆者が使いみちで分けたものです。ノードの画面は、そのノードを試したときの画面を切り出したものです。画像ができたものは、その画像も載せています。
まとめて読み込むローダー(EasyLoader)
easy comfyLoader
チェックポイント・VAE・LoRA・画像の大きさ・ポジティブとネガティブのプロンプトを、1つのノードでまとめて読み込みます。出口の「pipe」に全部が入り、次のノードへ1本の線で渡せます。Easy-Use の中心になるノードです。
試したこと:Illustrious XL v2.0 を選び、1024×1024 とプロンプトを入れて、PreSampling と EasyKSampler につなぐと画像ができました(この記事の基本の組み方)。


easy a1111Loader
comfyLoader と同じですが、プロンプトの重みの付け方を AUTOMATIC1111(WebUI)に近づける「a1111_prompt_style」があります。作者は、WebUI とほぼ同じ画像を再現できるとしています。
試したこと:同じ設定で画像ができました。WebUI との見比べはしていません。


easy fullLoader
comfyLoader に、トークンの正規化や重みの解釈の方法、モデル・CLIP・VAE を別のノードから差し替える入力(override)などを足した、いちばん細かいローダーです。
試したこと:同じ設定で画像ができました。Anima を差し替えの入力でつなぐと「KeyError: ‘l’」のエラーになりました(下の「使ってみて気づいたこと」)。


easy svdLoader
画像から短い動画を作る Stable Video Diffusion(SVD)用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy sv3dLoader
1枚の画像から、まわりを回る映像を作る SV3D 用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy zero123Loader
1枚の画像から別の角度の画像を作る Zero123 用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy cascadeLoader
Stable Cascade(3段に分かれたモデル)用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy kolorsLoader
Kolors 用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy fluxLoader
FLUX 用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy hunyuanDiTLoader
HunyuanDiT 用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy pixArtLoader
PixArt 用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy mochiLoader
動画モデル Mochi 用のローダーです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

LoRA と ControlNet
easy loraStack
LoRA をいくつも並べて「LoRA の束(LORA_STACK)」を作り、ローダーの optional_lora_stack に渡します。
試したこと:LoRA を1つ選んでローダーにつなぎ、画像ができました。ただし手元に Illustrious 用の LoRA がなく、Anima 用の LoRA で試したため、絵は LoRA なしと同じでした。LoRA が効くかは確かめていません。


easy loraSwitcher
登録した LoRA のうち、番号で選んだ1つだけを使います。LoRA を切り替えて比べたいときに使います。
試したこと:loraStack と同じ条件で画像ができました。LoRA の効き目は確かめていません。


easy controlnetStack
ControlNet(線画や姿勢などで絵の形を決める仕組み)をいくつも並べて束にし、ローダーへ渡します。
試したこと:手元にある ControlNet のファイルは Anima 用の特殊なもので、選ぶとローダーで「’NoneType’ object has no attribute ‘copy’」のエラーになりました。ふつうの ControlNet のファイルでは試していません。

easy controlnetLoader
pipe の途中で ControlNet をかけます。
試したこと:controlnetStack と同じファイルで試し、同じエラーになりました。

easy controlnetLoaderADV
controlnetLoader に、かけ始めと終わりの位置を足したものです。
試したこと:同じエラーになりました。

easy controlnetLoader++
controlnetLoaderADV に、1つのファイルで何種類も扱える「union」型の切り替えを足したものです。
試したこと:同じエラーになりました。

easy LLLiteLoader
SDXL 向けの軽い ControlNet「ControlNet-LLLite」を読み込みます。
試したこと:手元に LLLite のモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

生成の設定(PreSampling)
easy preSampling
ステップ数・CFG・サンプラー・スケジューラー・シードなど、生成の設定を pipe に書き込みます。実際に画像を作るのは次の EasyKSampler です。設定と生成を分けることで、設定だけを差し替えやすくなります。
試したこと:24ステップ・CFG 5.5・euler_ancestral・normal・シード11で画像ができました。


easy preSamplingAdvanced
生成を始めるステップと終えるステップ、ノイズを足すかどうかなどを細かく決められる版です。
試したこと:同じ設定で画像ができました。


easy preSamplingNoiseIn
潜在画像に少しノイズを混ぜてから生成します(factor で量を決める)。
試したこと:factor 0.1 で画像ができ、基本の組み方とは少し違う絵になりました。


easy preSamplingCustom
ガイダーやシグマ(ノイズの減らし方)を細かく決める、ComfyUI 標準の SamplerCustom にあたる設定です。EasyKSampler (Custom) と組み合わせます。
試したこと:guider を CFG にして画像ができました。


easy preSamplingSdTurbo
1〜4ステップで画像を作る SD Turbo 系のモデル向けの設定です。EasyKSampler (SDTurbo) と組み合わせます。
試したこと:4ステップ・CFG 1 で動きましたが、Illustrious は SD Turbo 系ではないため、ぼやけた灰色の画像になりました。


easy preSamplingDynamicCFG
CFG を生成の途中で変えていく Dynamic Thresholding の設定です。
試したこと:CFG 9・Half Cosine Down・最小 3.5 で画像ができました。


easy preSamplingCascade
Stable Cascade 用の生成設定です。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy preSamplingLayerDiffusion
背景が透明な画像を作る LayerDiffuse の設定です。
試したこと:初めて使うときに専用のモデルを自動でダウンロードする作りのため、実行していません(置いた画面のみ)。

easy preSamplingLayerDiffusionADDTL
LayerDiffuse で、前景・背景・合成それぞれにプロンプトを足す設定です。
試したこと:LayerDiffuse を使っていないため、実行していません(置いた画面のみ)。

dynamicThresholdingFull
CFG を高くしたときに色が飛ぶのを抑える Dynamic Thresholding を、モデルにかけます。
試したこと:CFG 12 にして mimic_scale 5.5 でかけると、画像はできましたが、全体が白っぽく淡い絵になりました。設定の調整はしていません。


生成するノード(EasyKSampler)
easy kSampler
pipe の設定どおりに画像を作り、そのまま表示や保存までします。標準の K サンプラー・VAE デコード・画像の保存をまとめたものです。
試したこと:基本の組み方で画像ができました。image_output を「Preview」にすると、生成した画像がノードに表示されます。


easy fullkSampler
PreSampling を使わずに、このノードの中でステップ数などを決めて生成します。モデルやプロンプトを個別に差し替える入力もあります。
試したこと:ローダーから直接つないで、同じ設定で画像ができました。


easy kSamplerCustom
PreSampling (Custom) と組み合わせる生成ノードです。
試したこと:上の preSamplingCustom と組んで画像ができました。


easy kSamplerTiled
画像を小さなタイルに分けて VAE デコードします。大きな画像で VRAM が足りないときに使います。
試したこと:tile_size 512 で画像ができました。


easy kSamplerDownscaleUnet
大きな画像を作るときに、途中まで内部で縮小して、形が崩れたり同じものが2つ出たりするのを防ぎます(Kohya Deep Shrink と同じ考え方)。
試したこと:1536×1536 で作り、画像ができました。


easy kSamplerInpainting
マスクした部分だけを描き直します。
試したこと:読み込んだカフェの画像に、全体を覆うマスクをかけて denoise 0.6 で描き直すと、ほぼ灰色の画像になりました。部分的なマスクでは試していません。


easy kSamplerSDTurbo
SD Turbo 系のモデル向けの生成ノードです。
試したこと:上の preSamplingSdTurbo と組んで動きました(Illustrious ではぼやけた画像)。


easy kSamplerLayerDiffusion
LayerDiffuse で、背景が透明な画像とマスクを出す生成ノードです。
試したこと:LayerDiffuse を使っていないため、実行していません(置いた画面のみ)。

easy fullCascadeKSampler
Stable Cascade の生成ノード(設定つき)です。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy cascadeKSampler
Stable Cascade の生成ノードです。
試したこと:手元にこのモデルがないため、置いた画面だけを載せています(実行していません)。

easy unSampler
画像を、逆にノイズへ戻していきます。戻したノイズから作り直すと、元の画像に近い別の絵を作れます。
試したこと:カフェの画像を戻すと、色の粒だけの画像になりました(ノイズに戻ったところ)。


仕上げ(Fix)
easy hiresFix
できた画像を、アップスケーラー(画像を大きくするモデル)で拡大します。
試したこと:RealESRGAN_x4plus_anime_6B で4倍にしてから50%に縮め、2048×2048 の画像ができました。


- ワークフロー(HiresFix)をダウンロードComfyUI の画面にドラッグ&ドロップで読み込めます
easy preMaskDetailerFix
マスクした部分(顔など)を描き直す「ディテイラー」の設定をまとめます。
試したこと:設定は通りましたが、次の detailerFix で「’MaskDetailerPipe’」というエラーになりました。ディテイラーは、別のカスタムノード(ComfyUI-Impact-Pack)の部品を使うようです。ほかのカスタムノードを入れずに試したため、ここで止まりました。

easy detailerFix
ディテイラーで実際に描き直すノードです。
試したこと:上の preMaskDetailerFix とつないで、同じエラーになりました。

easy preDetailerFix
顔などを自動で見つけて描き直すディテイラーの設定です。
試したこと:見つけるためのモデル(ultralytics や SAM)が手元になく、実行していません(置いた画面のみ)。

easy ultralyticsDetectorPipe
顔や手を見つける ultralytics のモデルを読み込みます。
試したこと:モデルがないため実行していません(置いた画面のみ)。

easy samLoaderPipe
範囲を切り出す SAM のモデルを読み込みます。
試したこと:モデルがないため実行していません(置いた画面のみ)。

pipe を扱う
easy pipeIn
モデルやプロンプトなどを pipe に入れます。すでにある pipe の一部だけを差し替えることもできます。
試したこと:ローダーの pipe に、森のプロンプトを標準の CLIP テキストエンコードで作って入れると、森の画像になりました。


easy pipeOut
pipe の中身(モデル・プロンプト・画像・シードなど)を、1つずつの出力に分けて取り出します。
試したこと:生成のあとの pipe から画像とシードを取り出し、画像と「11」が出ました。


easy pipeEdit
pipe の中のプロンプトなどを書き換えます。
試したこと:ポジティブを森のプロンプトにして試すと、初期値(clip_skip -1)のままでは色の粒だけの画像になり、clip_skip をローダーと同じ -2 にすると森の画像になりました。



easy pipeEditPrompt
pipe の中のポジティブとネガティブのプロンプトだけを書き換えます。
試したこと:ポジティブを海辺のプロンプトにすると、海辺の画像になりました。


easy pipeToBasicPipe
Easy-Use の pipe を、ComfyUI-Impact-Pack などで使う「BASIC_PIPE」に変えます。
試したこと:変えたものをプレビュー任意につなぐと、中身(モデルなど)の一覧が文字で出ました。


easy pipeBatchIndex
pipe の中の潜在画像の束から、何番目かだけを取り出します。
試したこと:2枚まとめて作る設定にして、生成の前に batch_index 1(2枚目)を1枚だけ取り出すと、1枚だけ、基本の組み方とは違う画像ができました。


easy XYPlot
設定を縦と横に並べて、一度に比べる表(XY プロット)を作ります。
試したこと:横を「preSampling: cfg」にして 3・5.5・8 を並べ、3枚が並んだ比較の画像ができました。

easy XYPlotAdvanced
XY Inputs ノード(シリーズ③で紹介)で軸を決める、細かく設定できる XY プロットです。
試したこと:XY Inputs: Steps をつなぐと、ステップ 10・15・20 の3枚が並んだ比較の画像ができました。


プロンプト
easy positive
ポジティブのプロンプトを書く欄です。ローダーのプロンプトの欄につないで使います。
試したこと:森のプロンプトを書いてつなぐと、森の画像になりました。


easy negative
ネガティブのプロンプトを書く欄です。
試したこと:ネガティブに「blurry」を足してつなぎ、画像ができました。


easy prompt
プロンプトに、用意された語(主題・服・背景・光など)を一覧から選んで足せる欄です。
試したこと:カフェのプロンプトをそのまま流し、画像ができました。


easy wildcards
{A|B|C} のように書くと、シードに応じてどれか1つを選びます。LoRA やワイルドカードのファイルも一覧から差し込めます。
試したこと:「{cozy cafe interior|deep forest|beach at sunset}」と書くと、シード22で「beach at sunset」が選ばれ、海辺の画像になりました。選んだあとの文は2つ目の出力(populated_text)から出ます。1つ目は書いたままの文です。


easy wildcardsMatrix
{A|B|C} の組み合わせを、順番に1つずつ取り出します。
試したこと:「scenery, {cozy cafe|deep forest|beach}」から「scenery, cozy cafe」が出ました。

easy promptList
プロンプトを5つまで並べて、リストとして出します。
試したこと:3つ書くと、3つのプロンプトが順に出ました。

easy promptLine
改行で区切ったプロンプトを、1行ずつ取り出します。
試したこと:3行書くと、3つに分かれて出ました。

easy promptConcat
2つのプロンプトを、区切り文字でつなぎます。
試したこと:「masterpiece, best quality」と「cozy cafe interior」を「, 」でつなぐと、1つの文になりました。

easy promptReplace
プロンプトの中の言葉を、別の言葉に置き換えます(3組まで)。
試したこと:「cozy cafe interior」を「old library interior, bookshelves」に置き換えると、本棚のある部屋の画像になりました。


easy stylesSelector
Fooocus のスタイル(画風のプロンプトの組み合わせ)を、見本の画像を見ながら選んでプロンプトに足します。
試したこと:「sai-anime」を選んでローダーのプロンプトにつなぐと、画風の変わった画像になりました。


easy portraitMaster
人物の写真向けに、年齢・表情・髪型などを選んでプロンプトを組み立てます(Portrait Master というノードがもと)。
試したこと:初期値のまま、組み立てたプロンプトが文字で出ました(画像は作っていません)。

easy multiAngle
カメラの向き・高さ・寄り具合を画面で選び、それを表す言葉を出します。
試したこと:初期値のまま「front view, eye level, medium shot」などの言葉が出ました。

easy promptAwait
実行の途中で止まり、画面でプロンプトを確かめたり書き換えたりしてから続けられるノードです。
試したこと:実行すると、ノードの「Continue」ボタンを押すまで待ち続けました。60秒で中断を送っても待ちは解けず、ComfyUI を起動し直しました。使うときは、画面のボタンで続けるか止めます。

シード
easy seed
シード(乱数の種)を決めるノードです。ボタンで新しいランダムな値を入れられます。
試したこと:11 を入れて PreSampling のシードにつなぎ、画像ができました。


easy seedList
決めた範囲から、シードを何個かまとめて作ります。
試したこと:0〜100 の範囲で3個作ると、「57、71、99」が出ました。

easy globalSeed
ワークフローの中のシードを、まとめて同じ決まりで動かします(Inspire Pack の Global Seed がもと)。
試したこと:置いて実行し、画像ができました。ほかのシードがどう変わるかまでは確かめていません。


使ってみて気づいたこと
Anima は Easy-Use のローダーで読めませんでした。EasyLoader (Full) の差し替えの入力に Anima のモデル・文字を読む部品・VAE をつなぐと、「KeyError: ‘l’」のエラーで止まります。プロンプトを SD1.5・SDXL 用の方法(CLIP-L を使う前提)で読むためと考えられます。Anima は標準のノードで組みます(Anima の使い方)。
promptAwait は実行を止めて待ちます。画面の Continue を押すまで、後ろの生成も進みません。自動で回すワークフローには入れないでください。
待ちを解くために ComfyUI を起動し直すと、temp に入っていた生成画像も消えました。EasyKSampler の image_output が「Preview」だと画面に出るだけなので、残したい画像は「Save」か「Hide&Save」で保存します。
ワイルドカードの出力は2つで、選んだあとの文は2つ目(populated_text)から出ます。
ディテイラー(顔などの描き直し)には別のカスタムノードが必要です。今回は Easy-Use だけで試したため、ComfyUI-Impact-Pack の部品がなくエラーになりました。
RTX 5090 以外の人へ
Easy-Use のノード自体は、標準のノードをまとめたものなので、必要な VRAM は使うモデルで決まります。Illustrious XL(SDXL 系)の目安は Illustrious XL の使い方に載せました。大きな画像で VRAM が足りないときは、EasyKSampler (Tiled Decode) で VAE デコードを分けると、使う量を抑えられます。
よくある質問(FAQ)
Q. ComfyUI-Easy-Use は何をするカスタムノードですか
よく使う処理を少ないノードで組めるようにするカスタムノード集です。モデルやプロンプトをまとめて読む EasyLoader、生成の設定をまとめる PreSampling、生成から保存までする EasyKSampler などがあり、筆者が試した 1.4.1 では 210 個のノードが増えました。
Q. Easy-Use の基本の使い方は
EasyLoader → PreSampling → EasyKSampler の3つを pipe でつなぐのが基本です。標準なら7つ前後のノードが、3つで済みます。
Q. Easy-Use で Anima は使えますか
筆者の環境では、EasyLoader (Full) の差し替えの入力に Anima をつなぐと「KeyError: ‘l’」のエラーになりました。Anima は標準のノードで組むのが確実です。
Q. Easy-Use の XY Plot の使い方は
PreSampling と EasyKSampler の間に XY Plot を入れ、軸(例:preSampling: cfg)と値(例:3; 5.5; 8)を書いて実行すると、並べた比較の画像ができます。
Q. Easy-Use の画像が保存されません
EasyKSampler の image_output が「Preview」だと、表示だけで保存されません。「Save」か「Hide&Save」に変えてください。
まとめ
- ComfyUI-Easy-Use 1.4.1 の「ローダー・プロンプト・サンプラー」など 70 個を試した(動いた 45・エラー 6・実行していない 19)
- 基本は EasyLoader → PreSampling → EasyKSampler。標準より少ないノードで組め、XY Plot で設定の比較も1回でできる
- ローダーは SD1.5・SDXL 向けで、Anima は読めなかった。手元にないモデル用のローダーは試していない
検証メモ
- 試した環境:2026年10月28日。Windows 11 / GeForce RTX 5090(VRAM 32GB)/ ComfyUI 0.43.0 ポータブル版(試験用のフォルダ)/ ComfyUI-Easy-Use 1.4.1(公式の登録所の最新版)。起動オプション
--disable-all-custom-nodes --whitelist-custom-nodes comfyui-easy-useで、Easy-Use だけを読み込みました。モデルは Illustrious XL v2.0(1024×1024・24ステップ・CFG 5.5・euler_ancestral・シード11)です。 - 件数の数え方:fullLoader は Illustrious で画像ができたので「動いた」に入れ、Anima で出たエラーは 6 個に含めていません。promptAwait は Continue を押さずに起動し直したため実行は完了していませんが、待つ動きを確かめたものとして「動いた」に入れています。
- 実行にかかった時間:記録では XY Plot(CFG 3種類)が 18.7 秒、XY Plot Advanced(ステップ3種類)が 16.8 秒でした。
- 確かめていないこと:Anima は EasyLoader (Full) の差し替えの入力でだけ試しました。Tiled Decode は筆者の環境では VRAM が足りていたため、効果の大きさを測っていません。LoRA の効き目(Illustrious 用の LoRA が手元にない)、WebUI との見比べ、ふつうの ControlNet のファイルも未確認です。
参考にした資料
- ComfyUI-Easy-Use(GitHub・作者のリポジトリ):ノードの説明、関係するノードパックの一覧
- ComfyUI-Easy-Use(ComfyUI 公式の登録所):ダウンロード数と最新版

