Strata-T8とComfyUIの14ノード|動画分析・プロンプト生成をローカルLLMで

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Strata-T8 と Comfyui-Strata-T8 は無料で入手できます。

ComfyUI の中からローカルLLMを呼べたら、画像生成のプロンプトを自動で作ったり、動画の中身を文章にしたりできます。そのための派生プロジェクトが Strata-T8 と、ComfyUI 用ノードの Comfyui-Strata-T8(14ノード)です。

この記事では、2つのリポジトリの違い、14ノードの一覧と入出力、導入の流れと注意点を、2026年10月31日時点(JST)の情報で紹介します。ソースを読んで整理した記事で、ComfyUI での動作確認はしていません。読んだ範囲と、本文の [一次] などの印の意味は、末尾の「検証メモ」にまとめています。

最初に大事な点を書きます。Strata-T8 は、T8mars という開発者による派生物(フォーク)で、本家の Strata とは別物です。そして Comfyui-Strata-T8 のノードは、本家ではなく Strata-T8 の運行環境を前提に作られています。

本家 Strata については、入門記事を先に読んでください。
Strataとは?必要スペックと導入手順

Strata-T8とComfyui-Strata-T8の違い

Strata-T8Comfyui-Strata-T8
中身Windows 向けの整合包ComfyUI 用のノード(14個)
リポジトリhttps://github.com/T8mars/Strata-T8https://github.com/T8mars/Comfyui-Strata-T8
ライセンスMITMIT
スター/フォーク/Issue★30/2/0件★23/1/0件

表はリポジトリの公開情報です。[一次]

Strata-T8(Windows向けの整合包)

「整合包」は中国語圏でよく使われる言葉で、必要なものをひとまとめにしたパッケージのことです。Strata-T8 には、Python 3.12.10、依存ライブラリ、CUDA/HIP のエンジン、EXE のランチャーが入っていて、VisionReady 版には視覚(画像を読む部分)の重みも含まれます。モデル本体は別に用意します。[一次]

T8 独自の機能は次の4つです。[一次]

  • 動画の全長分析
  • 音声の書き起こし(Confucius4-R2T2 を使用)
  • 局域網API(「局域網」は LAN=家庭内や社内のネットワークのこと。LAN内から使えるAPI)
  • 一键更新(ワンクリックでの更新)

上流より遅れて取り込む点に注意

Strata-T8 は、本家の更新を遅れて取り込みます。0.2.6-t8.3 は本家 v0.2.6 を基準にしています。2026年11月3日に確かめると、Strata-T8 の最新リリースは 0.2.6-t8.3 のままで、本家の v0.2.7 以降(本家の最新は v0.2.10)は取り込まれていません。また、第三者による評価は見つかりませんでした。[一次]

Comfyui-Strata-T8の14ノード一覧

ノードの一覧と入出力の名前は、2026年10月31日に Comfyui-Strata-T8 のソース(版 1.3.3、コミット e56c800)を読んで書き出しました。ComfyUI に読み込んでの動作確認は、まだしていません。表示名はソースの表記のまま(中国語/英語)です。

#表示名主な入力出力
1Strata 连接 / Connectionprofileconnection
2Strata 文本生成 / Textconnection, prompt, system, history(+共通)text, reasoning, usage_json
3Strata 提示词助手 / Promptconnection, text, task, template(+共通)positive, negative, usage_json
4Strata 结构化分镜 / JSON(Structured)connection, prompt, schema, system, repair_attempts(+共通)json, shot_prompts, text_list, usage_json
5Strata JSON 提取 / Extractjson_text, pointer, item_field, expected_typevalue, items, text_list
6Strata JSON 数值 / Numberjson_text, pointernumber
7Strata 图片分析 / Vision(Image)connection, images, task, question, schema, max_pixels(+共通)text, reasoning, usage_json
8Strata 文本批量 / Batchconnection, texts, system(+共通)results, paired_json, text_list
9Strata 图片批量 / Image Batchconnection, images, task, question, max_pixels(+共通)results, paired_json, text_list
10Strata 视频采样 / Video Samplefps, timestamps_json, start_s, end_s, sampling_fps, max_frames, max_pixels(任意:video, images)frames, manifest_json
11Strata 视频分析 / Video Analyzeconnection, frames, manifest_json, task, question, mode, frames_per_segment, max_pixels(+共通。任意:transcript, enable_asr, audio ほか)report, analysis_json, evidence_json, coverage_json, usage_json
12Strata 全程视频分析 / Full Video Analyzeconnection, task, question, mode, start_s, duration_s, sampling_fps, frames_per_segment, max_pixels(+共通。任意:video, images, save_progress ほか)report, analysis_json, evidence_json, coverage_json, usage_json
13Strata 语音转录 / Speech Transcriptconnection, enable_asr, start_s, duration_s(任意:video, audio ほか)text, timed_transcript, srt
14Strata 服务控制 / Controlconnection, action(status/start/load/unload/stop。任意:text, images)connection, status_json, text, images

「+共通」は、max_tokens、temperature、top_p、top_k、seed、reasoning_effort(none/low/medium/high/xhigh)、refresh の7項目です。ノードのカテゴリは、すべて「Strata-T8」です。

各項目がどう効くかは、まだ動かしていないため書きません。入出力の名前から推測した使い方は、事実としては扱いません。

別プロセス方式と同卡モード

Comfyui-Strata-T8 は、Strata を 別プロセス(ComfyUI とは別に動くプログラム)として呼び出します。[一次]

「同卡モード」の「同卡」は、中国語で「同じGPU」という意味です。同じGPUで推論したあと、Strata のプロセスが終わったことを確認してから、次のノードへ結果を渡す仕組みです。既定値として「空きVRAM 12GiB、空きRAM 60GiB」が記載されています。この値が必要量なのか、待つときの基準なのかは、資料からは読み取れませんでした。[一次]

Strata は VRAM を 12GB 前後使う想定のエンジンですが、筆者の RTX 5090 ではロード後に GPU 全体で 31,440 MiB(32,607 MiB 中)まで使いました。この状態では、同じ GPU で画像や動画の生成を同時に行う余裕は残りません。同卡モードは、この順番を守るための仕組みと読めそうです。ノードは Strata を ComfyUI から呼ぶだけなので、画像生成に必要なVRAMは別に要ります。[一次]

Strata-T8のノードで動画分析

動画まわりのノードは4つです。

  • Video Sample:動画から、分析に使うフレーム(1枚1枚の画像)を取り出す
  • Video Analyze:取り出したフレームを Strata に渡して分析し、レポートを出す
  • Full Video Analyze:動画の全長を分析する(Strata-T8 の独自機能)
  • Speech Transcript:音声を書き起こす(Strata-T8 の独自機能)。出力に srt(字幕ファイルの形式)がある

本家 Strata のAPIは、画像入力として JPEG、PNG、BMP、GIF、WebP、TIFF、AVIF に対応しています。[一次]

動画分析の精度は未確認です。

Strata-T8のノードでプロンプト生成

画像生成のプロンプトづくりに関係しそうなのは、Prompt(出力が positive と negative)、Text、Structured(出力に shot_prompts)、Extract のノードです。

具体的なワークフローは資料にないため、この記事では紹介しません。日本語でのプロンプト生成の品質も未確認です。

Comfyui-Strata-T8の導入の流れ

  • ComfyUI Manager では strata-t8(publisher は t8star)で探せます。Registry の表示は V1.1.0 で、GitHub の最新は 1.3.3 です(2026年10月31日時点)[一次]
  • ComfyUI 0.38.0 以上が必要で、依存ライブラリは jsonschema です(ソースの記載)
  • ノードが前提にする運行環境は Strata-T8 です(README は 0.2.6-t8.2 との組み合わせを案内、version.json の最低版は 0.1.39-t8.14)。本家 Strata の Windows 版に、そのままつながるとは限りません
  • Linux では external モードで、起動済みの Strata に接続します[一次]
  • Windows+AMD では、T8 版は視覚(画像読み取り)に対応していません[一次]

カスタムノードの入れ方そのものは、別の記事で説明しています。
ComfyUIのカスタムノードの入れ方

Strata-T8を入れる前の注意

  • T8 版を入れたときの通信や安全性は、検証していません。本家の SAFETY.md の説明は、T8 版には当てはまらない可能性があります[未確認]
  • T8 の外部リンクには、アフィリエイト付きの有料サービスがあります。この記事では紹介しません
  • 本家の更新(v0.2.7 以降)が取り込まれていません(2026年11月3日確認)

入れる前に確かめたいことは、安全の記事にまとめています。
安全に試す手順

Comfyui-Strata-T8のバージョン履歴

日付(JST)版主な変更
2026-10-06Comfyui-Strata-T8 1.0.0公開
2026-10-121.1.0動画ノードを追加
2026-10-141.2.0Speech Transcript を追加(14ノードに)
2026-10-14Strata-T8 0.1.42-t8.8音声の書き起こし
2026-10-151.3.0進捗の復元、適応サンプリング
2026-10-291.3.3最新
2026-10-29Strata-T8 0.2.6-t8.3最新

表は開発元の公開情報です。[一次]

よくある質問(FAQ)

Q. Strata-T8は本家のStrataと同じものですか?

違います。T8mars による派生物です。本家の v0.2.7 以降は、まだ取り込まれていません(2026年11月3日確認)。

Q. Comfyui-Strata-T8は本家のStrataでも使えますか?

ノードは Strata-T8 の運行環境を前提に作られています。Linux では起動済みの Strata に接続する external モードがあります。Windows で本家につながるかは未検証です。

Q. 画像生成と同時に使えますか?

同じGPUを使う場合、同卡モードで推論が終わってから次のノードへ渡す仕組みがあります。VRAMは、画像生成の分が別に必要です。

Q. 日本語のプロンプトもきれいに作れますか?

未確認です。実際に試した結果は、確認でき次第この記事に追記します。

まとめ

  • Strata-T8 は T8mars の派生物で、本家とは別物。本家の最新版は未統合
  • Comfyui-Strata-T8 は14ノード。動画分析、音声の書き起こし、プロンプト生成、JSON の取り出しなどがある
  • 別プロセス方式で、同じGPUでは同卡モードで順番に動かす
  • 第三者の評価はまだ見つからない。入れる前に安全の記事も読む

Strataとは?必要スペックと導入手順 量子化の選び方 安全に試す手順 トラブル対処集

この記事の検証環境

Comfyui-Strata-T8 1.3.3(コミット e56c800)のソースを読んで整理。ComfyUI に読み込んでの動作確認はしていない / 2026年10月31日
これまでの検証の一覧はこちら

検証メモ

根拠の区分

  • [一次]:公式の資料(本家と T8 のリポジトリ、ソースの記載)にある内容
  • [未確認]:筆者が確かめられていないこと

筆者が確かめた範囲

  • 読んだもの:2026年10月31日に Comfyui-Strata-T8 を取得し(版 1.3.3、コミット e56c800)、ソースからノードの定義を読みました。
  • していないこと:ComfyUI へのノードの導入と実行はしていません。Strata-T8 の運行環境も入手していません。T8 の有料サービスなどのリンク先は開いていません。

未確認のこと

  • 各ノードの動作と各項目の効き方
  • 動画分析の精度、日本語でのプロンプト生成の品質
  • T8 版を入れたときの通信と安全性、Windows で本家につながるか

参考リンク

この記事を書いた人
こまたろ

画像生成 AI に興味を持ったのがきっかけで、3年ほど前から ComfyUI を触っています。始めたころは今ほど情報がそろっておらず、何時間もかけて整えた環境が翌日のアップデートで動かなくなったこともありました。

KOBO Lab は、自分の学び直しと、これから ComfyUI を始める人が同じところでつまずかないようにと思って始めたサイトです。初心者も中級者も、迷ったときに開くサイトを目指しています。

検証は、RTX 5090 を積んだ自作 PC 1台で、実際に動かして確かめています。作業を楽にするための自作ツールも作っています。

記事は、運営者自身の経験と検証をもとに、Claudeで下書きを作り、GrokボットとMuseでも添削や確認をして仕上げています。

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