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この記事は、公式の変更履歴と GitHub の報告をもとにまとめたものです。メールアドレスを実際に外へ送る再現は、していません。
Claude Code が、サインインしているアカウントのメールアドレスを、ウェブへのアクセスの User-Agent に入れて送ってしまう問題が報告されています。 公式は 2.1.317(2026年11月3日)で、送る前に止める仕組みを足しました。ただ、2.1.318 でも止まらなかったという報告が続いていて、問題はまだ閉じていません(2026年11月7日時点)。
先に結論
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何が起きる? | Claude が curl やスクリプトでウェブにアクセスするとき、User-Agent(アクセス元の名乗り)にあなたのメールアドレスを入れることがある |
| 公式の対策 | 2.1.317 の変更履歴に「アカウントのメールアドレスをネットワークに送る前に確認する仕組み」を追加と記載 |
| 対策の正体 | 組み込みの mod「cc-plugin-privacy」。既定で有効、/plugins で切れる(Anthropic の担当者の説明) |
| いまの状況 | 2.1.318 で「一覧に出ない」「止まらない」という報告が複数あり、報告は未解決(open)のまま |
何が起きている?
GitHub の報告(#107757、2026年11月5日)では、Claude Code 2.1.318 の利用者が「ウェブ検索の途中で、User-Agent ヘッダーに自分のメールアドレスが入れられて第三者に送られ、毎日何十通も詐欺メールが届く」と書いています。
User-Agent は、ウェブにアクセスするときに「どのソフトから来たか」を伝える名乗りです。一部のサイトは、自動でアクセスするプログラムに、連絡先のメールアドレスを名乗りに入れるよう求めています。Claude はその求めに応じて、手元で分かるアカウントのメールアドレスを入れてしまうことがある、というのが報告の中身です。
報告のコメントでは、自分の作業記録を調べた人が、メールアドレスに加えて作業中のプロジェクト名まで User-Agent に入っていた例も挙げています。
公式はどう対策した?
Claude Code の公式の変更履歴の 2.1.317(2026年11月3日)には、「ウェブやシェルのツールがアカウントのメールアドレスをネットワークに送る前に、確認する仕組みを追加した」とあります。
報告のコメントで Anthropic の担当者は、これは「cc-plugin-privacy」という組み込みの mod(拡張)で、2.1.317 以降は既定で有効、/plugins で無効にできると説明しています。中身のコードは、ほかの組み込み mod と同じように公開する予定としています。
まだ止まらないという報告がある
ところが、同じ報告の中で、次のような声が続いています。
- 2.1.318 を使っているが、/plugins に cc-plugin-privacy が見当たらない
- mod は読み込まれているのに、メールアドレス入りの User-Agent を使うコマンドが止められなかった(macOS と Windows の両方の報告)
変更履歴は「送る前に確認する」と書いていますが、実際の動きとの関係は、公式からはまだ説明されていません。報告は 2026年11月7日の時点で open(未解決)のままです。
自分で確かめるには?
まず、手元の Claude Code の版を確かめ、2.1.317 より古ければ更新します。次に /plugins を開き、cc-plugin-privacy が有効になっているかを見ます。
報告のコメントでは、自分の作業記録(~/.claude/projects の中のファイル)をメールアドレスで検索して、外に送っていないかを調べた人がいます。作業記録には仕事の内容も含まれるので、調べるときは手元だけで行い、結果をそのまま人に見せないようにします。
RTX 5090 以外の人へ
この問題は GPU とは関係しません。Claude Code を使っていれば、どのパソコンでも起こり得ます。
よくある質問(FAQ)
Q. Claude Code がメールアドレスを送ってしまうのはなぜ?
一部のサイトが、自動でアクセスするプログラムに連絡先のメールアドレスを名乗るよう求めていて、Claude がそれに応じて User-Agent にアカウントのメールアドレスを入れることがあると報告されています。
Q. cc-plugin-privacy とは?
2.1.317 で入った、メールアドレスが外に送られるのを止めるための組み込みの mod です。Anthropic の担当者によると、既定で有効で、/plugins で切り替えられます。
Q. 2.1.317 以降なら安心?
2.1.318 でも一覧に出ない、止まらなかったという報告があり、2026年11月7日時点で報告は未解決です。実行前の確認を残しておくのが安全です。
まとめ
Claude Code がメールアドレスを User-Agent に入れる問題は、公式の対策が入ったあとも報告が続いています。
最新版にして /plugins を確かめ、知らないサイトへのアクセスは確認してから許可する。 公式の続報が出たら、この記事も更新します。
検証メモ
- 確かめたこと:変更履歴の 2.1.317 の記載、報告 #107757 の本文と、Anthropic の担当者のコメント、利用者の追加報告(2026年11月7日時点でコメント93件、状態は open)。
- していないこと:実際にメールアドレスが送られるかの再現、cc-plugin-privacy の動作の確認、筆者の環境の /plugins の確認。
- 未確認のこと:変更履歴の「送る前に確認する」と、報告にある「止まらない」の食い違いの理由。

